伊藤千尋さんが自身のFacebookに発信したもの

昨日、伊藤千尋さんが自身のFacebookに発信したものです。
 コピペしました。
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 感動的な
「戦争はいやだ」集会のリレートーク

 今夜、都内調布市で開かれた
「戦争はいやだ 調布市民のつどい」で
お話をさせていただきました。
雨は降るし寒いし、あまり人は来たがらない天候です。

 30分前に会場に着くと、広い会議室の中ほどに
イスが35くらい並べてありました。客はちらほらです。
これがいっぱいになればいいなあと思いました。
6時半に始まり、名前を呼ばれて登壇したら、
広い部屋は人で埋まっていました。135人です。

「市民はいかに悪政を覆したか」という題で、
1時間余り話しました。僕の話よりも、そのあとがすごかった。
社民、共産、民主など調布市の市会議員さん8人が一人ずつ話したあと、
参加者の感動的なリレートークがありました。

 最初は元中学の社会科教師の女性でした。
中学時代に金髪ミニスカートで今は26歳になる教え子が、
自分の子が戦争にやられるかもしれないと思い、
「我が子を守るために勉強しなくては」と
安保法制について勉強会を始めたというのです。
13日の朝日新聞夕刊に大きく紹介されています。

そうです。知は力です。
何も知らなければ政治家のウソに流されます。
一人一人の市民が知識を得て周りに影響することで、
流れを変えることができます。
南アフリカのマンデラ元大統領は言いました。
「知性とは、政治家の言葉をうのみにするのではなく、
自分の頭で考えて行動することだ」と。

 次はドイツ人と日本人のハーフの男性でした。
ドイツの高校ではヒトラーの政権掌握からユダヤ人迫害、
さらには日本の731部隊を含め終戦までを
1年かけて学習するのだそうです。
ここが現代史をすっ飛ばす日本と違うところですね。
学習した彼は祖父と祖母に、
なぜナチスを礼賛したのかと問い詰めました。
そのとき祖父と祖母は悲しそうな顔をしたそうです。
「いま、私たちが行動しないと、
  私たち自身が孫から問われたときに
  悲しい顔をしなければならなくなる。
  そうなりたくない」と彼は言いました。

僕はヒトラーの秘書だった女性の話を思い出しました。
彼女は戦後、こう語っています。
「ヒトラーの秘書になったとき光栄だと思った。
  でも、あの時代に自分の頭で考えて
  反ナチの行動をした同年代の女性もいた。
  だから私だってきちんと知ろうと思えば知ることができた。
  知ろうとしなかったのが私の罪だ」と。

 3番目は幼児を抱えた若い女性でした。
バックパックで世界を旅行したとき、
カシミールで「政治に対して声を上げるのが大切だ」と言われたそうです。
夫は「日本はアメリカに守られている」と主張する人で
離婚も考えたけれど、自分が夫を変えることが大切だと
思っているとのことでした。

4人目は85歳の女性でした。
「発言するかどうか、さんざん迷ったのですが」と前置きして、
「今は教育基本法が変えられて、昔の嫌な時代に似てきた。
  子どもたちが何も言えない状況になってきている」と警告しました。

 最後は主催者の1人でした。
集会のビラを見た市民から
「高齢で集会に行けないが、参加費だけでも出したい」
という連絡があって家を訪ねると、
90歳で特攻の生き残りの元自衛隊員でした。
「いま、国がひどいことをやっている。
  お国のためだと言うが、嘘っぱちだ。許せない」と言って、
市民の会に1万円の寄付をしたそうです。
そのさいに見せられた自衛隊の隊友会が出した檄文には
「安倍政権の今を逃したら、憲法改正はできない。頑張ろう」と
書かれていました。そうです。
右派勢力も焦っているのです。今しかチャンスはないのだと。

相手の身になってみれば、
平和憲法は厳然としてあり国民の大半が支持しています。
それに比べて安倍政権の支持率は危うい。
いくら戦争法案を通したとはいえ、国民の多数が疑問に思っています。
よほど真剣にならなければ憲法改正はできない。
それが実情です。
憲法を守ろうと言う方が、今はまだ有利な立場なのです。

今日は僕が勇気をいただきました。
寒かったけれど、帰りのバスは熱い気持ちになれました。





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by 9joukanren | 2015-11-15 13:20 | お知らせいろいろ


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