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3/7 憲法ニュースNO.615です

憲法ニュースNO.615を送ります。

 3月2日に今国会初めて行われた、衆議院憲法審査会の概要と傍聴記。

2月17日の革新都政をつくる会総会の概要、

そして、2月8日の沖縄県主催のシンポに参加された、

自由法曹団東京支部長の野澤さんの投稿です。

 3月9日も衆議院憲法審査会は開催されるようです。


 総がかり行動実行委員会は、

3月9日午後4時から5時半の日程で憲法審査会に関する院内集会を

計画しています。衆議院第一議員会館第6会議室です。

 傍聴や院内集会への参加を呼びかけます。


 合わせて、

参議院では予算委員会も開催され、

安保関連3文書、岸田大軍拡も問題も取り上げられ、

「日米一体の敵基地攻撃の危険性」や、

「日本全土へのミサイル攻撃を想定した、

自衛隊基地の強靭化計画、核攻撃も想定した司令部の地下化」

なども明らかにされています。

しかしマスコミがなかなか扱わない中で、

私たちがどれだけ市民に伝え、

大軍拡を許さない世論を広げるのかが問われています。

 是非、こうした情報を拡散されますようにお願いいたします。

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# by 9joukanren | 2023-03-07 19:57 | お知らせいろいろ

3/1 西山太吉さん関連記事

   コリア・プロジェクトに転送された西山太吉さんの

   追悼記事も転送させていただきます。(A)

Subject: Fw: 西山太吉さん関連記事

   Hoです。

   Koさんからのメールを、許可を得て転送します。

  ***********************************************************

   Koです。西山太吉さんの死亡に拘っています。

   『西山太吉 最後の告白』(西山太吉・佐高信/集英社新書/202212月)は

   新書版です。

   西山さんと佐高さんの対談です。

   これは政治談議・・・(時間がかからずに読めそうです)。

   2000年に琉球大学の我部政明さんが米国国公文書館で沖縄返還時の

   日米密約の存在を発掘します。

   それについて西山さんは、「日本のメディアは何一つ自力で取材し、

   裏付けを取っていないんです。米国で全公文書が発表され、それを

   我部教授が取って帰って紹介されて初めて分かったんです。

   もしそれがなかったら、沖縄返還の実態はまったくわかってないんですよ。」と

   述べている箇所は注目しました。


   お薦めしたいのは『検証 米秘密指定報告書「ケーススタディ沖縄返還」』

   (西山太吉・土江真樹子・高嶺朝一/岩波書店/2018年)です。

   沖縄「返還」時の日米密約、ジャーナリズムの敗北、これら両方の問題意識を

   西山さんは告発しています。

   問題は、沖縄返還当時だけでなく、それが現在も続いているということです。

   そこを西山さんは一番問題にしています。


   27日の琉球新報記事を追加します。

   松元剛さんと元琉球朝日放送の土江真樹子さんの記事です。

   【評伝・西山太吉さん】権力監視を訴えた生涯記者(松元剛琉球新報社常務)

   https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1669055.html (有料2/27


    日本の戦後報道史の中で際立つ存在感を放ち、基地の重圧にあえぐ沖縄に

   思いを寄せ続けた不世出の記者が逝った。西山太吉さんは為政者にも自らにも、

   そしてメディアに対しても厳しく「情報は主権者である国民のもの」

   「沖縄に基地を押し付け続ける、日本の対米追従の病弊を断ち切れ」と

   訴え続けた。権力監視が記者の最も重要な仕事であることを背中で示す

   生涯政治記者だった。


    高校、大学生時代から記者を天職と志し、毎日新聞政治部で自民党、

   首相官邸、外務省など、重要な持ち場を巡り、特ダネを連発した。
   自民党穏健派の宏池会に深く食い込み、日米関係や政治の奥底に潜む本質を

   照らし出した。データと取材で得た情報を駆使した分析眼は群を抜いていた。

   だが、権力に肉薄したエース記者は、皮肉にも、国民に虚偽の説明を続け

   「政権益」の維持に執着した権力の策略に足をすくわれる。


    沖縄返還を巡り、米国が支払うべき巨額の米軍用地原状回復補償費を

   日本政府がひそかに肩代わりしたことをつかんだ西山さんは、外務省の

   女性事務官から密約を示す公電を入手した。佐藤政権は国家公務員法違反の容疑で

   西山さんと事務官の逮捕に踏み切る。男女スキャンダルに世論の関心が移り、

   権力監視の役割を果たした西山さんが逆に天職を奪われた。


    刑事裁判のさなかに退社し、故郷・北九州市に帰った後の不条理に満ちた暮らしを

   振り返り、西山さんは「四面楚歌(そか)、天涯孤独、息をしているだけの

   失意の日々」と述懐した。

   琉球新報の記事データベースで「西山太吉」を検索すると、2002年まで1件もない。

   「社会的に抹殺された状態」(西山さん)だった。


    四半世紀余がすぎた2000年代に入り、我部政明琉球大学名誉教授らが発掘した

   米公文書や元外務省北米局長の吉野文六氏らの証言により、密約の存在が

   相次いで明らかになった。「国家のうそ」が白日の下にさらされ、

   西山さんは“復権”を果たす。密約の開示を国に求めた訴訟などを通し、

   西山さんを後押ししつつ、その経験から学びたいと、社の枠を超えて

   多くの記者がはせ参じ、「西山学校」とも言える良質なメディアスクラムも

   築かれた。


    初めて西山さんを北九州市に訪ね、沖縄返還密約に関するインタビューを

   したのは2005年の5月だった。射すくめるような眼光と峻烈(しゅんれつ)な

   政権批判に身がすくむ緊張感を抱いた。

    515日付23面の見開き紙面の見出しは「過重な基地負担の原点」

   「問われる政府の外交」だった。当時の佐藤栄作首相が西山さんを弾圧した

   経緯をたどる記事には「佐藤政権の責任不問 すり替えられた『国家犯罪』」

   の見出しが立った。
    この日を機に、琉球新報は「外務省機密漏洩事件」「西山事件」の呼称をやめ、

   「沖縄返還密約事件」に改めた。不遇の日々を支えた啓子夫人から電話をもらい、

   「沖縄の新聞が事件の本質を報じ、沖縄返還密約事に改めてくれた。西山が

   とても喜んでいる」と語ってくれたことが記憶に新しい。


    最後に西山さんにお会いしたのは昨年7月だった。沖縄の日本復帰50年の

   感想を聞くと、「密約が証明されても政府の施策は改められず、まだ広大な

   米軍基地が沖縄に残っている。当事者の一人としてじくじたる思いだ」

   「日本のメディア全体の、権力監視機能の衰えが心配だ」と答えた。


    自衛隊の大幅増強、日米の軍事一体化が県民の頭越しに進む今、西山さんの

   見解を聞くことはできない。復帰50年の節目に6度目の沖縄に招くことができ

   なかった。悔やまれてならない。 (常務取締役広告事業局長・松元剛)

   何度もけんか…心残りも 西山太吉さんを悼む ジャーナリスト・土江真樹子

   https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1669054.html (有料2/27


    気持ちの整理が付いていない。最後に会ったのは沖縄の日本復帰50年目の

   昨年5月だった。沖縄について思いを語っていた。年末に体調を崩し、

   心配していた。体力があり、いつも「200歳まで生きるから」と冗談で話していた。


    琉球朝日放送(QAB)時代、密約の米公文書公開などの取材で、

   外務省密約事件の新聞記事が中途半端でよく分からず関心を持った。

   本人に話を聞きたいと思った。どこに住んでいるか分からず、西山という名字を

   電話帳で調べて北海道から順番に電話し、最後にかけた先が本人だった。

   事件から数十年ずっと身を隠し、地獄の底から聞こえるような声だった。
   「取材は受ける気はない」とメディアへの不信が大きかった。

   それでも何度か電話し「取材したいのなら23日で来い」と言われ、

   翌日自宅へ向かった。2001年の年末だった。

   私は一言もしゃべらなかったが、国とメディアへの怒りを8時間ぶつけてきた。

   こちらを見透かしてくるし怒鳴るしで、取材はとてもやりにくかった。

    ものすごく怖かったが、私も「その正当性を堂々とカメラの前で話せばいい」

   と返すなど、何度もけんかした。妻の啓子さんが間に入ってくれたり、後で

   本人が「言い過ぎたね」と電話をくれたりして関係は途切れなかった。

    証言を収めた作品「告発・外務省機密漏洩事件から三十年 今語られる真実」

   を02年に放送すると、本人から「パンドラの箱をお前は開けたから、

   一蓮托生(いちれんたくしょう)だ」と言われた。その後は表情がどんどん

   柔らかくなった。


    ジャーナリストやジャーナリズムがどうあるべきかを、良い意味でも

   悪い意味でも教えてくれた。西山さんを英雄のようにまつり上げる手助けを

   してしまった気持ちと、外務省の女性事務官は社会復帰ができていないこと

   への心残りがある。
    とてもさみしがり屋だった。啓子さんが132月に亡くなった後は、

   毎日のように電話してきた。

   「(自分が)死ぬとしたら2月。啓子が迎えに来るから」と冗談めいていた。

   笑顔がすてきな方だった。もっと優しくしてあげれば良かったかな。 

   (ジャーナリスト、談)


# by 9joukanren | 2023-03-01 20:23 | お知らせいろいろ

3/1  石崎誠也さん(高岡法科大学学長)の「私の視点」投稿記事

   辺野古埋め立て承認の撤回をめぐる最高裁判決について、現在高岡法科大学学長を

   されている方の新聞投稿を、送ってくださいました。

    許可を得て転送します。(A)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
   Subject:
石崎誠也さん(高岡法科大学学長)の「私の視点」投稿記事

   Koです。今朝の朝日新聞オピニオンの下欄にある「私の視点」に

   高岡法科大学学長(行政法)の石崎誠也さんの投稿がありました。

   「辺野古巡る沖縄県の訴訟 地方分権 考慮せぬ最高裁」のタイトルです。


    これを投稿されたことに励まされます。内容は添付ファイルをお読みください。

   行政法研究者の真っ当な考えなのだと思います。


    201810月に全国の行政法研究者有志が「辺野古埋め立て承認問題における

   日本政府による再度の行政不服審査制度の濫用を憂う」

   とする声明を発表しました。

   呼びかけ人の一人が菅義偉元首相によって学術会議会員任命を

   拒否された岡田正則・早稲田大学教授です(何度も言いますが)。

   賛同者の中に、石崎誠也(新潟大学名誉教授)の名前があります。

   石崎さんは2020年から高岡法科大学の学長職にあるようです。

   学術における真っ当な意見を政府は聞こうとしません。

   それは憲法問題も同様です。

   ただただ、学術会議の独立性・自律性を奪おうとしています。


    今回の石崎さんの投稿に接し、

   研究者は専門分野の学術として到達している見解を何度も何度もめげずに

   社会に向かって発信してほしいと思いました。

   このメールは複数の方にBCC送信します。

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# by 9joukanren | 2023-03-01 20:10

2/26 憲法ニュースNO.614です

    憲法ニュースNO.614を送ります。

   衆議院憲法審査会が32日に開かれます。

   みなさんリアルでの傍聴と、ネットでの聴取とを。

   自公や維新、国民の、緊急事態条項や議員任期の延長、

   9条改憲を許さない声を!!

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# by 9joukanren | 2023-02-26 08:46 | お知らせいろいろ

2/19 高岡地区での大軍拡・大増税NOのアピール 報告

    きょう昼、高岡駅改札口で、

    大軍拡反対のアクションをしました。

    9条平和小杉の会からは、NKさんが参加しました。


   219日昼、あいの風高岡駅改札口前の市道で、

  オールとやまが、「大軍拡・大増税反対」の

  アピール行動をしました。

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   オールとやまの「『敵基地攻撃能力』NO!」の横断幕や

   メンバーがつくってきた「憲法9条生かして平和外交を!」

   「勝手に決めるな、軍備拡大、原発、増税」などの横断幕の

   ほか、オールとやまが新調した「大軍拡・大増税NO!」などの

   のぼり旗などを掲げて呼びかけました。

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   衆院第3選挙区の高岡・射水・氷見・小矢部・砺波地区から

   メンバーが集まり、同駅乗降客らに訴えかけました。

   高校生ら若者たちが物珍し気に横断幕やのぼり旗を

   のぞき込む姿が印象的でした。

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   20日は、夕方から富山駅前で、

   共同行動3団体にオールとやまも加わって、

   「大軍拡・大増税やめろ!県民集会」を予定しています。



# by 9joukanren | 2023-02-19 23:47 | お知らせいろいろ